ミライースの中古車は安いけど大丈夫?故障・燃費・維持費を私の実体験(7年所有)で公開

燃費・維持費

「ミライースの中古車って価格がすごく安いけど、すぐ壊れたりしないのかな?」「実際の燃費や毎月の維持費ってどれくらいかかるんだろう?」これから車の購入を考えている方で、そんな疑問をお持ちではありませんか? この記事では、私、まさゆき(44歳・会社員)が2019年に新古車として購入し、現在まで7年間(2026年時点)所有しているダイハツ「ミライース(LA350S)」のリアルな実体験を、包み隠さず大公開します。

圧倒的な燃費の良さといった良い部分はもちろん、購入時に販売店の高金利ローンを組んでしまった大失敗談や、毎日の通勤で感じるちょっとした不満点まで、オーナーならではの視点で詳しくレビューします。ミライースの中古車購入を検討している方は、ぜひ車選びの参考にしてください。


【この記事で分かること】

  • 7年間で分かったリアルな故障歴と耐久性
  • 実燃費のデータと毎日の乗り心地
  • 年間維持費と30万円損したローンの失敗談
  • 失敗しない中古ミライースの選び方

  1. ミライースの中古車は安いけど大丈夫?7年所有して分かった実際の評価
    1. ミライースの中古車が安い理由は?価格だけで判断して大丈夫?
    2. 私がミライースの中古車を購入して7年間乗り続けている理由
    3. ミライースは故障が多い?7年所有して経験したトラブルを公開
    4. ミライースは壊れやすい車?何年・何万キロまで乗れるのか
    5. ミライースの中古車で後悔したことは?実際に感じた5つの不満
    6. ミライースの乗り心地は悪い?通勤・買い物で感じるメリットとデメリット
    7. ミライースの燃費は実際どう?カタログ燃費と実燃費の違い
    8. 中古のミライースは高速道路や長距離運転でも問題なく使える?
    9. ミライースの中古車は買ってはいけない?7年乗った私の結論
  2. ミライース中古車の維持費と失敗しない選び方を実体験から解説
    1. ミライースの年間維持費はいくら?税金・保険・車検・ガソリン代を紹介
    2. ミライースの車検費用はいくらかかった?実際に支払った金額を公開
    3. ミライースは維持費が安い?普通車や他の軽自動車との違い
    4. 中古のミライースは走行距離何万キロまでなら購入しても大丈夫?
    5. ミライース中古車の年式は何年落ちがおすすめ?古いモデルを選ぶ注意点
    6. ミライース中古車でおすすめのグレードは?装備と価格の違いを確認
    7. ミライース中古車を買う前に確認したい故障しやすい箇所とチェックポイント
    8. 安すぎるミライース中古車には注意!購入前に確認したい5つのポイント
    9. ミライース中古車がおすすめな人・おすすめしない人
    10. ミライースの中古車は安くて大丈夫?7年所有した私の最終評価【まとめ】

ミライースの中古車は安いけど大丈夫?7年所有して分かった実際の評価

ミライースの中古車を検討している方が一番気になるのは、やはり「価格が安い分、安かろう悪かろうなのではないか?」「耐久性に問題があるのでは?」という点だと思います。 結論から言うと、移動手段としての用途を割り切れば、これほどコストパフォーマンスに優れた車はなかなか存在しません。 ここでは、私が7年間乗り続けて感じた率直な評価や、実際のトラブル歴、毎日の通勤で感じる乗り心地について詳しくレビューしていきます。

ミライースの中古車が安い理由は?価格だけで判断して大丈夫?

ミライースの中古車相場が全体的に安い理由は、決して「壊れやすいから」や「人気がないから」ではありません。一番の理由は、新車価格がもともと非常に安く設定されているためです。 私が購入した2019年当時もそうでしたが、ミライースは「第3のエコカー」というコンセプトのもと、ダイハツが持てる技術を注ぎ込んで徹底的なコストカットと車体の軽量化が行われています。そのため、内装のプラスチック素材が少しチープに感じられたり、防音・遮音材が必要最小限に省かれていたりします。

つまり、豪華な装備や高級車のような静粛性をあえて削ぎ落とし、「走る・曲がる・止まる」という車の基本性能と「燃費」に特化させたからこそ安いのです。 私はネクステージ刈谷店で1年落ちの試乗車(新古車・走行距離約1万km)を車両本体価格100万円ほどで購入しました。価格の安さだけで判断せず、「自分が車に何を求めるか(単なる移動手段と割り切れるか)」をしっかり理解して買えば、十分に満足できる車です。逆に、高級感や静かさを求める方にはミライースの安さは魅力的に映らないかもしれません。

私がミライースの中古車を購入して7年間乗り続けている理由

私が7年前、数ある軽自動車の中からミライースを選び、今でも乗り続けている最大の理由は、「圧倒的に燃費が良く、日々の維持費がとてつもなく安いから」です。 元々私は車にそこまで詳しくなく(過去にFW1というワックスを訪問販売で少し売っていた程度の知識です)、20代の調理師時代から営業、そして現在の工場勤務(給湯器メーカーのサービスショップ)に至るまで転職を繰り返してきました。そのため、家計を考えると「とにかく車の維持費を最小限に抑えたい」というのが車選びの絶対条件でした。

また、現在はベトナム人の妻と2人暮らしで子供もいないため、ファミリーカーのような広い室内空間は必要ありません。私の主な使い道は、愛知県高浜市の自宅からの通勤や、市内のスーパーへの買い物がメインです。時には会社の社用車としても利用するため、細い路地でも小回りが利いて経済的なミライースは、私のライフスタイルにこれ以上ないほど完璧にマッチしていました。特別車好きではない、運転初心者に毛が生えた程度の私にとって、日々の足としてこれほど優秀で頼れる相棒はいません。

ミライースは故障が多い?7年所有して経験したトラブルを公開

「価格が安い車は、すぐに壊れたり修理代が高くつくのでは?」と不安に思うかもしれませんが、私の現行型ミライース(LA350S)は、7年間(現在約8万キロ走行)乗って、大きな故障や自走不能になるような致命的なトラブルは一度もありません。 ミライースに搭載されているダイハツのKFエンジンは非常に成熟した息の長いエンジンであり、基本的な耐久性は非常に高いと実感しています。

ただし、全くの無傷というわけではなく、これまでに経験した小さな不具合や、乗っていて気になる点はいくつかあります。

  • 内装のビビリ音
    冬場の寒い時期や、荒れた路面を走った際など、ダッシュボード付近から「カタカタ」「ビビビ」というプラスチックが擦れるような小さな音がすることがあります。これは軽量化のために簡素な内装材が使われている影響と言われています。
  • アイドリングストップ用バッテリーの消耗
    これは故障ではありませんが、ミライースにはアイドリングストップ機能がついているため、専用の高耐久バッテリー(M-42など)が必要です。この交換費用が普通の軽自動車より数千円高くつきます。

専門サイトの指摘によると、中古のミライース(LA350S)では「ウォーターポンプからの異音」や「クランク角センサーの不調」なども定番トラブルとして挙げられていますが、私の個体では定期的なオイル交換を行っているためか、今のところそういった症状は一切発生していません。

参照元:LA350ミライースの故障傾向と中古車選びの注意点を徹底解説!

ミライースは壊れやすい車?何年・何万キロまで乗れるのか

私の現在の経験から言えば、ミライースは決して壊れやすい車ではありません。むしろ、きちんと定期的なオイル交換や消耗品の交換といった基本的なメンテナンスをしていれば、非常に長持ちするタフな車です。 現在、私の車は購入時の約1万キロから順調に距離を伸ばし、まもなく8万キロに到達しようとしていますが、エンジンからの異音や変速ショックなどもなく、新車時と変わらず快調に走っています。

一般的に、ミライースのような現代の軽自動車は、「10年・10万キロ」は当たり前の通過点であり、しっかりと整備を行えば「20万キロ」も十分に走行可能と言われています。 ミライースは車体が650kgと非常に軽いため、重いハイトワゴンと比べてエンジンへの負荷が少なく、ブレーキパッドやタイヤ、サスペンションへの負担も極めて少なくなります。結果的に各パーツの寿命が長くなる傾向があるのです。私はこのまま、完全に乗り潰す(動かなくなる)まで今のミライースを大切に乗り続けるつもりです。

ミライースの中古車で後悔したことは?実際に感じた5つの不満

基本的には大満足しているミライースですが、毎日7年も乗れば当然「ここはちょっとな…」と感じる不満点も出てきます。リアルな実体験として、私が感じた5つのデメリットを正直に挙げます。

  1. ロードノイズ(走行音)がかなりうるさい
    徹底した軽量化のために遮音材が省かれているため、雨の日に水しぶきを上げる音や、荒れたアスファルトを走るときのタイヤの「ゴーッ」という音が車内にかなり響きます。オーディオの音量を上げないと音楽が聞こえにくくなります。
  2. シートのクッションが薄くて硬い
    短時間の通勤やスーパーへの買い物なら全く問題ありませんが、座面が薄いため、長距離(1時間以上)を走るとお尻の骨が当たるような感覚になり、腰回りが痛くなりやすいです。私は少しでも改善するために、市販のクッションを敷いています。
  3. 加速が弱い(特に坂道や合流)
    平坦な道は車重の軽さを活かしてキビキビ走りますが、急な上り坂や高速道路の合流では、アクセルをベタ踏みしても「うぃーん」とエンジン音が唸るだけで、なかなか速度が上がりません。パワー不足は否めません。
  4. 内装が安っぽく、ドアの音が軽い
    ドアを閉める時の開閉音が「バン!」と鉄板むき出しのような軽い音がしたり、ダッシュボード全体が硬いプラスチックで覆われていたりするため、所有欲を満たすような高級感は一切ありません。
  5. 横風に弱くフラつく
    車重が650kgしかなく、タイヤも細いため、橋の上や海沿いの道、トラックとすれ違う際など、強い横風を受けると「フワッ」と車体が持って行かれそうになります。ハンドルをしっかり握っていないと少し怖いです。

ミライースの乗り心地は悪い?通勤・買い物で感じるメリットとデメリット

前述の通り、ミライースの乗り心地は「高級感」や「静かさ」とは無縁の世界です。タイヤの指定空気圧が260kPaと高めに設定されていることもあり、段差を越える際の「ドンッ」という突き上げ感もそれなりにあります。 しかし、通勤や市内の買い物(片道30分以内)というシチュエーションにおいては、乗り心地の悪さはほとんど気になりません。

むしろ、コンパクトなボディサイズ(全長3395mm×全幅1475mm)と軽い車体のおかげで、狭い住宅街の路地でのすれ違いや、休日の混雑したスーパーの狭い駐車場での駐車が驚くほど楽です。運転にあまり自信がない私でも、車両感覚が掴みやすく全くストレスを感じません。 「乗り心地の悪さやロードノイズ」というデメリットよりも、「圧倒的な取り回しの良さ」というメリットの方が、日々の生活においては遥かに大きく感じられます。日常の足、下駄代わりと割り切れば、これ以上便利でラクな車はありません。

ミライースの燃費は実際どう?カタログ燃費と実燃費の違い

私がミライースを選んだ最大の理由であり、最も期待していた「燃費」。これは7年経った今でも、私の期待を全く裏切りませんでした。 私の普段の運転状況(通勤と市内の買い物がメイン、夏場はエアコンを常時使用)での実燃費は以下の通りです。

走行シーン実燃費の目安
市街地(渋滞・ちょい乗り多め)17~19 km/L
郊外(信号の少ない幹線道路)22~25 km/L
平均実燃費(年間通して)約 20 km/L 前後

現行型(LA350S)のカタログ値(WLTCモード)には届かないこともありますが、それでも日常使いでリッター20km近く走ってくれるのは本当に財布に優しく、家計が助かっています。年間で1万キロ程度走る私の使い方だと、ガソリンスタンドに行く回数も月に1〜2回で済み、燃料代の高騰が叫ばれる昨今でも、その安さを毎月実感しています。

参照元:【公式】ミラ イースの性能・安全・燃費 – ダイハツ工業

中古のミライースは高速道路や長距離運転でも問題なく使える?

結論から言うと、「走れないことはないが、かなり疲れるので長距離メインの方にはおすすめしない」というのが私の率直な感想です。 ミライースはあくまで「街乗り」に最適化されているため、高速道路や片道100kmを超えるような長距離ドライブには以下の理由で不向きです。

  • 肉体的な疲労感
    シートが薄くサポート感がないため、長時間同じ姿勢でいると腰痛になりやすいです。また、ハンドルの位置を細かく調整する機能(テレスコピック)もないため、ベストな運転姿勢が取りづらいです。
  • 騒音による精神的疲労
    時速80kmを超えるとエンジン音と風切り音、ロードノイズが車内に充満し、隣の席との会話も声を張る必要があります。長時間の騒音は意外と疲れが溜まります。
  • 直進安定性の低さ
    軽さと細いタイヤの影響で横風の影響を受けやすく、常にハンドルを両手でしっかり握って微修正し続ける必要があるため、肩が凝りやすく精神的に疲れます。

たまの休日に隣の県へ遊びに行く程度なら問題ありませんが、毎週のように高速道路を使って長距離を走る方には、もっと車重があり安定している軽自動車(N-BOXなどのハイトワゴン)やコンパクトカーを強くおすすめします。

ミライースの中古車は買ってはいけない?7年乗った私の結論

ネット上の口コミや掲示板などで「ミライースは安っぽいから買ってはいけない」「貧乏くさい」といった心ない声を見かけることがありますが、私は全くそうは思いません。 「車=自分のステータス」ではなく、「車=ただの経済的な移動手段」と完全に割り切れる人にとっては、これ以上ない最高の車です。

逆に絶対に買ってはいけない人は、「静かで快適な乗り心地を求める人」「高速道路を使った長距離ドライブを頻繁にする人」「荷物をたくさん積んだり、大人4人で乗る機会が多い人」です。 ミライースは自分の用途(街乗り中心、とにかく維持費最優先)をしっかり理解して購入すれば、全く後悔しない、むしろ「本当に買ってよかった」と思える極めて優秀な実用車です。

ミライース中古車の維持費と失敗しない選び方を実体験から解説

ミライースの魅力は燃費が良いことだけではありません。毎年の税金や車検代などのランニングコスト(維持費)も、他の車と比べて非常に安く抑えられます。 ここでは、私が7年間で実際に支払ってきた維持費のリアルな数字と、私が中古車購入時に「高金利ローン」で大失敗した苦い経験から学ぶ、中古ミライースの選び方のポイントを解説します。


【以下で分かること】

  • 税金・車検代を含むリアルな年間維持費
  • 30万円損した販売店ローンの大失敗談
  • 走行距離と年式から見る中古車の選び方
  • おすすめグレードと購入前のチェック項目

ミライースの年間維持費はいくら?税金・保険・車検・ガソリン代を紹介

私が愛知県高浜市でミライース(LA350S)を維持するためにかかっている、大まかな年間維持費(目安)を公開します。私の年間走行距離は約1万キロです。

維持費の項目年間の費用目安備考
軽自動車税10,800円毎年5月に支払い(普通車に比べ格安)
自動車保険(任意保険)約45,000円車両保険あり(等級や年齢、条件により大きく変動)
ガソリン代約85,000円1万km÷実燃費20km/L×170円/Lで計算
車検代(1年換算)約35,000円車検費用(約7万円)を2年で割った金額
メンテナンス(オイル交換等)約15,000円半年に1回のオイル・エレメント交換など
合計(年間)約 190,800円月額に換算すると約15,900円

以前普通車に乗っていた頃と比べると、自動車税が圧倒的に安い(普通車は安くても3万円以上)ことと、やはりガソリン代の安さが際立っています。駐車場代を除けば、月々2万円以下で余裕で維持できている計算になります。家計への負担が少ないのは本当に助かります。

ミライースの車検費用はいくらかかった?実際に支払った金額を公開

車検費用は依頼する業者(ディーラー、車検専門店、ガソリンスタンド、町の整備工場など)によってピンキリです。 私のミライースの場合、直近の車検は近所の車検専門店(コバックなど)にお願いして、総額で約65,000円でした。

内訳としては、自賠責保険や重量税などの「法定費用」(どこで受けても同じ)が約25,000円、点検整備費用やオイル交換、ワイパーゴム交換などの部品代・工賃で約40,000円です。 ダイハツのディーラーにお願いすると安心感はありますが、様々な予防整備が提案されるため8万〜10万円近くかかることもあります。ミライースは構造がシンプルで壊れにくいため、費用を安く済ませたいなら車検専門店やガソリンスタンドでの車検がおすすめです。

参照元:『中古の軽自動車の車検について。H25式のミライースに … – carview!

ミライースは維持費が安い?普通車や他の軽自動車との違い

ミライースは、数ある軽自動車の中でもトップクラスに維持費が安いです。 例えば、現在大人気の軽スーパーハイトワゴン(ホンダN-BOXやダイハツタントなど)と比較すると、税金や車検の法定費用自体は同じですが、「車重の圧倒的な軽さ(650kg)」による恩恵が非常に大きいです。

車が軽いため、約900kg〜1000kgもある重いスライドドア車に比べて、

  1. 実燃費が良い(毎月のガソリン代が数千円浮く)
  2. タイヤの減りが遅い(タイヤ交換のサイクルが長く、タイヤ自体も13〜14インチで安い)
  3. ブレーキパッドの減りが遅い(交換費用が浮く)

といったメリットがあり、長期間(5年、10年と)乗れば乗るほど、消耗品代を含めたトータルコストに数万円〜十数万円の差が出てきます。とにかく維持費を最安レベルに抑えたいなら、ミライース(またはスズキのアルト)一択と言っても過言ではありません。

中古のミライースは走行距離何万キロまでなら購入しても大丈夫?

中古車を探す際、走行距離は誰もが気になるポイントですが、ミライースの場合は「3万km〜7万km」あたりが価格と状態のバランスが良く、一番の狙い目です。 10万キロを超えた過走行車は価格が非常に安く魅力的ですが、ウォーターポンプや足回りのブッシュ(ゴム部品)、ショックアブソーバーなど、交換が必要な消耗品が増えてくる時期のため、購入後のメンテナンス費用がかさむリスクがあります。

逆に「走行距離1万km以下」のような極端に走っていない車は、長期間放置されていてバッテリーが上がっていたり、ゴム類が劣化しているケースもあるため注意が必要です。私が購入した「1年落ち・1万km」のような試乗車上がりの状態は理想的ですが、予算に合わせて5万km前後の、きちんと整備されてきた車を中心に探すのがおすすめです。

ミライース中古車の年式は何年落ちがおすすめ?古いモデルを選ぶ注意点

ミライースには、初代モデル(LA300S:2011年〜2017年)と、現行の2代目モデル(LA350S:2017年〜現在)があります。 私が中古車として圧倒的におすすめするのは、私が乗っているのと同じ「現行型(LA350S・2017年式以降)」です。

初代モデルは中古市場で価格が10万〜30万円台と格安ですが、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備(スマートアシスト)の性能が古く、また一部の初期型エンジンでは「オイル消費が激しくなる(オイルリング固着)」という持病が報告されていることもあります。 現行型であれば、車体の軽量化がさらに進み、安全装備(スマートアシストIII)も大幅に向上しているため、50万〜80万円程度出してでも絶対に現行型を選ぶ価値はあります。長く安全に乗るための投資と考えましょう。

ミライース中古車でおすすめのグレードは?装備と価格の違いを確認

現行型ミライース(LA350S)を中古で探すなら、中間グレードの「X “SA III”」または上級グレードの「G “SA III”」が絶対におすすめです。 廉価グレードの「L」や「B」は価格が安いですが、主に営業車向けのため、以下の理由で日常使いで不便を感じる可能性が高いです。

  • 電動格納式ドアミラーがない
    狭い駐車場で、いちいち手でミラーを畳んだり開いたりするのは想像以上に面倒です。
  • 後部座席にヘッドレストがない
    万が一の追突事故の際、後席に乗る人の首(むち打ち)へのダメージが大きくなります。(GとXグレードは標準装備です)
  • ヘッドライトが暗い
    LやBは昔ながらの黄色いハロゲンランプですが、Xの一部やGグレードは明るく視認性の高いLEDヘッドライトが装備されています。

多少価格が上がっても、毎日の快適性と安全性を考えると「X」以上のグレードを選んだ方が、後になって「あっちにしておけばよかった」と後悔しません。

ミライース中古車を買う前に確認したい故障しやすい箇所とチェックポイント

中古車販売店で実車を見る際は、外装の傷だけでなく、以下のポイントを必ず自分の目と耳でチェックしてください。

  1. エンジン始動時の異音
    エンジンをかけた直後やアイドリング中に、ボンネットの中から「カラカラ」「キュルキュル」という異音がしないか確認してください。これは前述したウォーターポンプやファンベルトの劣化のサインです。
  2. エアコンの効き
    夏場だけでなく冬場でも、一番冷たい温度設定(Lo)にしてしっかり冷風が出るか確認しましょう。エアコンガス漏れなどの高額修理になるトラブルがないかのチェックです。
  3. 内装のニオイと汚れ
    ミライースは商用車(営業車)として使われていた個体も多いため、染み付いたタバコ臭やシートの激しい汚れ、荷室の傷などがないか確認してください。ニオイはなかなか取れません。
  4. メンテナンスノート(点検整備記録簿)の有無
    過去にきちんとオイル交換などの整備が定期的に行われていたか、記録簿の有無を確認することが最も重要です。記録簿がない車は、どんな扱いを受けてきたか分からないため避けるのが無難です。

安すぎるミライース中古車には注意!購入前に確認したい5つのポイント

ここで、私の最大の失敗談(購入して車の満足度が100点中50点になってしまった理由)をお話しします。 私はネクステージ刈谷店で、本体価格約100万円のミライースを「10年ローン」で購入しました。その際、月々の支払いが約1万2000円と安くなることに気を取られ、「金利(利息)」のパーセンテージの確認を完全に怠ってしまったのです。

後で契約書をよく見ると、ネクステージの提携ローン(オリコ)の金利はなんと9.8%と非常に高額でした。 結果的に、100万円の車に対して、10年間で約30万円以上もの利息を払う羽目になり、支払総額は130万円以上に跳ね上がってしまいました。店員さんからの詳しい説明もなく、気づいた時には遅く、「完全にやられた、大失敗した」と激しく後悔しました。

安すぎる中古車(や普通の価格の中古車でも)を購入する際は、以下の5点に注意してください。

  1. ローンの金利を必ず確認・比較する
    販売店の提携ローン(9%前後)は非常に高いです。銀行や信用金庫のマイカーローン(2〜4%程度)を自分で手配することを強くおすすめします。
  2. 諸費用の内訳を確認する
    本体価格が安くても、「納車準備費用」や「不明なコーティング代」「高額なオプション保証」などで諸費用が数十万円も上乗せされていないか見積書をしっかり確認しましょう。
  3. 修復歴(事故歴)の有無
    フレームにダメージのある修復歴車は、真っ直ぐ走らないリスクがあるため、いくら安くても避けるのが無難です。
  4. 水没車・塩害車ではないか
    シートベルトを全部引き出して泥水の後がないか、車体の下回りに酷いサビがないか確認しましょう。
  5. 保証内容の確認
    万が一購入直後に壊れた場合、どこまで無料で修理してもらえるか(保証の期間と対象部位)を口頭ではなく書面で確認してください。

ミライース中古車がおすすめな人・おすすめしない人

私の7年間の実体験を踏まえ、ミライースの中古車をおすすめできる人とそうでない人を明確にまとめました。

おすすめな人
  • とにかく燃費が良く、毎月の維持費(税金・ガソリン代・車検代)を最安に抑えたい人
  • 通勤や近所のスーパーへの買い物など、日常の足として1〜2人で乗ることがメインの人
  • 運転にあまり自信がなく、細い道でも小回りが利いて駐車しやすい車が欲しい人
  • 車にステータスや高級感、静粛性を求めていない人(単なる移動手段と割り切れる人)
おすすめしない人
  • 静かな車内や、ふかふかのシートなど快適な乗り心地を求める人
  • 高速道路を使った長距離ドライブによく行く人(疲れます)
  • 3人以上で乗る機会が多い人、または大きな荷物をよく積む人(パワー不足を感じます)
  • 急な上り坂が多い地域に住んでいて、パワフルな加速が必要な人

ミライースの中古車は安くて大丈夫?7年所有した私の最終評価【まとめ】

ミライース(LA350S)は、私のローン契約での大失敗という苦い経験はありつつも、車そのものの価値としては非常に優秀で、7年間乗っても飽きのこない最高の「足グルマ」です。用途を間違えなければ、これほど頼もしい車はありません。

【まとめ】

  • 維持費(税金、ガソリン代、消耗品)が軽自動車の中でも圧倒的に安い
  • 街乗りや通勤メインなら、小回りが利いて最強のコストパフォーマンスを発揮する
  • 実燃費はリッター20km前後と非常に良く、ガソリン代が高騰してもお財布に優しい
  • 車重が650kgと軽いため、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品が長持ちする
  • エンジンは頑丈で、定期的なオイル交換さえしていれば長く(10万キロ以上)乗れる
  • 長距離運転や高速道路は、騒音やシートの薄さから疲れやすいので不向き
  • 乗り心地は硬めで、ロードノイズなどの静粛性は期待してはいけない
  • 中古車を選ぶなら、安全装備が充実した現行型(LA350S)のXグレード以上がおすすめ
  • 過走行車や記録簿のない車は避け、3〜7万キロ程度の状態の良いものを探す
  • 販売店の高金利ローン(9%前後)には要注意!銀行のマイカーローンなどを賢く利用する

ミライースの中古車は、メリットとデメリットをしっかり理解した上で購入すれば、あなたの生活を支える経済的で頼もしい相棒になってくれるはずです。この記事での私の実体験が、あなたの車選びの参考になれば幸いです。

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