ミライースと他の軽自動車の年間維持費を一覧表で一括比較【燃費チェック】

燃費・維持費

こんにちは、ブログ運営者の「まさゆき」です。愛知県高浜市にベトナム人の妻と2人で暮らしながら、給湯器メーカーのサービスショップで会社員をしています。愛知県といえばトヨタ自動車のお膝元であり、まさに「1人1台」が当たり前の車社会です。私が現在毎日のように乗っているのは、2019年2月にネクステージ刈谷店で購入したダイハツの「ミライース(LA350S)」。購入から7年以上が経過し、毎日の通勤から、地元の「スーパーピアゴ」や「Tポート」への買い物、さらには仕事での現場移動まで、私の生活になくてはならない大活躍を見せています。

今回は、ペーパードライバー歴が長く車初心者だった私が、「とにかく燃費が良い」という理由だけで選んだミライースのリアルな維持費を大公開し、他の人気軽自動車とも徹底的に比較していきます。


【この記事で分かること】

  • ミライースのリアルな年間維持費の内訳
  • 他社の人気軽自動車との維持費・燃費比較
  • 利息で30万円大損したローンの失敗談
  • ミライースを買うべき人・避けるべき人

  1. ミライースの年間維持費はいくら?燃費・税金・保険・車検代をチェック
    1. ミライースの年間維持費はいくらかかる?主な費用を一覧表で紹介
    2. ミライースの実燃費はどれくらい?年間1万km走った場合のガソリン代
    3. ミライースの自動車税はいくら?軽自動車税の年間負担を確認
    4. ミライースの任意保険料はいくら?車両保険あり・なしで比較
    5. ミライースの車検費用はいくら?実際に支払った金額も紹介
    6. タイヤ・オイル交換・消耗品など年間メンテナンス費用の目安
    7. ミライースを7年以上所有して感じた維持費の安さと不満点
    8. 車両価格100万円でも総額130万円に!維持費以外で注意したいローン金利
      1. 10年ローンの恐ろしい実態と利息の罠
  2. ミライースと他の軽自動車の年間維持費を比較!燃費がいい車はどれ?
    1. ミライースと人気軽自動車の年間維持費を一覧表で一括比較
    2. ミライースとアルトの維持費・燃費を比較するとどちらが安い?
    3. ミライースとN-BOXの年間維持費を比較!ガソリン代の違いは?
    4. ミライースとタントの維持費を比較!税金・車検・燃費の差
    5. ミライースとスペーシアの維持費を比較!年間費用はいくら違う?
    6. 燃費のいい軽自動車ランキング|年間1万km走行した場合のガソリン代を比較
    7. 通勤や買い物中心ならミライースはお得?実際に使って感じたメリット
    8. ミライースは維持費重視の人におすすめ?向いている人・向かない人
    9. ミライースと他の軽自動車の年間維持費を比較して分かったこと【まとめ】

ミライースの年間維持費はいくら?燃費・税金・保険・車検代をチェック

私がミライースを購入した最大の理由は、ズバリ「燃費が良くて維持費が圧倒的に安い」と聞いたからです。私は20代の頃は中華料理の調理師として朝から晩まで鍋を振り、その後は「FW1」という車のワックスの訪問販売営業、さらには工場勤務や派遣会社の採用担当など、数多くの転職を繰り返してきました。給料が安定しない時期も長く経験した私にとって、毎月必ず出ていく「車の固定費」を極限まで抑えることは、家計を守るための死活問題でした。

ここでは、愛知県内で年間約1万キロを走る私のミライース(2WD・AT)に、実際どれくらいの年間維持費がかかっているのか、税金や保険、車検代などのリアルな数字を1円単位で包み隠さずお見せします。

ミライースの年間維持費はいくらかかる?主な費用を一覧表で紹介

車を所有するということは、目に見えるガソリン代だけでなく、毎年やってくる税金、万が一のための保険料、2年に1度の車検代、そしてオイルやタイヤなどの定期的なメンテナンス費用など、目に見えないさまざまな出費が継続的に発生するということです。車自体のメカニックなことにはあまり詳しくない私ですが、家計簿と過去の領収書をしっかりと振り返り、ミライース(LA350S)にかかっている1年間の維持費を正確に計算して一覧表にまとめました。

私は片道数キロの通勤と、市内のスーパーやドラッグストアへの買い物がメインの用途で、年間走行距離は毎年ほぼぴったり1万キロ前後で推移しています。

維持費の項目年間費用の目安備考・内訳・実体験からの詳細
ガソリン代約64,000円年間1万km走行、実燃費25.0km/L、レギュラー160円/Lで計算。近場のちょい乗りが多い環境での数値です。
自動車税(種別割)10,800円毎年5月に支払い(軽自動車税)。普通車に比べて破格の安さで家計へのダメージが最小限です。
任意保険料約45,000円車両保険あり(一般型)、妻も運転する「夫婦限定」条件でのネット型ダイレクト保険の概算。
車検代(1年換算)約35,000円2年に1度約70,000円かかる費用を1年分に割った金額。構造がシンプルなので余計な部品交換が少ないです。
メンテナンス費用約15,000円エンジンオイル交換年2回(約6,000円)、ワイパーゴム・エアコンフィルター交換など。
タイヤ代(1年換算)約8,000円3〜4年に1回、約32,000円で4本交換した場合の1年分。155/65R14という最も安い流通サイズです。
年間維持費 合計約177,800円1ヶ月あたり約14,800円という驚異的な安さ!

※駐車場代は持ち家(一戸建て)のため含めていません。賃貸の方などはここに駐車場代が加算されます。

いかがでしょうか。年間に直すと約17万8000円、1ヶ月あたりに換算すると約1万5000円の維持費で車に乗ることができています。普通乗用車(ミニバンやSUVなど)に乗っている職場の同僚にこの話をすると、「軽自動車、しかもミライースはやっぱり次元が違うほど安いね!」と驚かれます。普通車の場合、月々の維持費は3万円〜4万円を超えることも珍しくありません。

特に、ダイハツのミライースは車両重量が650kgと非常に軽く設計されているため、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品の減りが極端に遅く、結果として全体的なランニングコストが安く収まっていると実感しています。給湯器の修理現場へ向かう際に社用車代わりに使うこともあるため、この維持費の安さは我が家の家計にとって本当に大きな助けとなっています。

ミライースの実燃費はどれくらい?年間1万km走った場合のガソリン代

私が数ある軽自動車の中からミライースを選んだ決定打は、なんといっても「燃費の良さ」です。カタログ値(WLTCモード)では25.0km/L前後という素晴らしい数値を叩き出していますが、皆さんが気になるのは「実際のところ、公道で走ったらどうなのか?」という点だと思います。

私が高浜市内から実家のある知立市へ帰ったり、朝夕の通勤時に国道419号などの渋滞にはまったりする「ごく普通の普段使い」の環境において、車のメーターパネルに表示される平均燃費や、給油時に満タン法で計算した実燃費は、おおよそ「22.0km/L ~ 25.0km/L」の間にピタリと落ち着いています。

もちろん、エアコンをガンガンに効かせる真夏の猛暑日や、ヒーターを多用する真冬の時期は一時的に燃費が少し落ちますが、それでも20km/Lを下回ることは滅多にありません。仮に実燃費を間をとって「25.0km/L」とし、年間1万キロを走った場合のリアルなガソリン代を計算してみましょう。

  • 計算式:10,000km(年間走行距離) ÷ 25.0km/L(実燃費) = 400リットル
  • ガソリン代:400リットル × 160円/L(最近のレギュラーガソリン相場) = 64,000円

年間1万キロもしっかり走って、ガソリン代が年間たったの6万4000円。月に直すと約5,300円ちょっとで済む計算になります。夫婦で月に1回外食をする程度の金額で、1ヶ月間自由に車で移動できるのです。以前、友人が運転する大型ミニバンで県外へ遠出をした際、ガソリンスタンドでの支払い額の高さに驚愕したことがありますが、それに比べるとミライースはまさに「エコカーの優等生」と呼ぶにふさわしい存在です。

車に詳しくない私でも、通勤ルートにあるエネオスなどの給油所に立ち寄る回数が明らかに少ないことは、日々の生活の中ではっきりと実感できています。

参照元:e燃費 – ミライースの実燃費データ

ミライースの自動車税はいくら?軽自動車税の年間負担を確認

車を所有していると、毎年5月のゴールデンウィーク明けという、一番お金がないタイミングで送られてくるのが「自動車税(種別割)」の納付書です。普通乗用車の場合は、エンジンの排気量によって税額が細かく変わり、例えば1500ccクラスのコンパクトカー(ヤリスやフィットなど)でも年間30,500円(※2019年10月以降登録の場合)というまとまった金額がかかります。しかし、ミライースをはじめとする軽自動車は、排気量が660cc以下に制限されているという規格のおかげで、税金が一律で非常に安く設定されています。

私のミライースにかかる軽自動車税は年間10,800円のみです。この金額は、新車登録から13年が経過して重課税の対象になるまで、どれだけ走ろうがずっと変わりません。12ヶ月で割れば、月に換算してわずか900円の負担です。スマホのサブスクリプションサービスよりも安い金額です。

車種区分(排気量)年間自動車税(種別割)備考
軽自動車(ミライース等)10,800円2015年4月以降に新規登録された自家用乗用軽自動車
コンパクトカー(1.0L超〜1.5L以下)30,500円2019年10月以降に新車登録された場合
ミニバン・SUV等(1.5L超〜2.0L以下)36,000円同上。ミライースの3倍以上の税金がかかります。
大型車(2.5L超〜3.0L以下)50,000円同上。高級セダンや大型ミニバンなど。

私が工場勤務や派遣会社の採用担当など、仕事が変わり給料が安定しない不安な転職期間を過ごしていた時も、この税金の圧倒的な安さには精神的にも経済的にも本当に助けられました。もし見栄を張って無理をして普通車に乗っていたら、毎年5月の税金の支払いが来るたびに頭を抱え、最悪の場合は車を手放さざるを得なかったかもしれません。

軽自動車税は市町村が管轄している地方税ですが、最近ではクレジットカード払いや、PayB、PayPayなどのスマホ決済アプリでも自宅から簡単に支払えるようになり、わざわざコンビニや銀行に行く手間も省けてますます便利になっています。

参照元:総務省 – 自動車税・軽自動車税種別割

ミライースの任意保険料はいくら?車両保険あり・なしで比較

万が一の交通事故に備えて加入する任意保険。私は18歳(2000年)の高校卒業直後に自動車免許を取ったものの、長らく車に乗らないペーパードライバー期間が続いており、本格的に日常的な足として運転し始めたのは37歳になってミライースを購入してからです。そのため、最初は保険の等級も低く(6等級スタート)、年齢の割には保険料が割高で損をした気分でした。

しかし、現在は安全運転を心がけて無事故を継続しているため等級も順調に上がり、割引率も大きくなってきました。我が家はベトナム人の妻も日本の運転免許証を取得しているため、夫婦2人ともが運転できる「夫婦限定」の条件で契約をしています。

私が現在加入している任意保険の年間保険料は、自損事故や当て逃げでも車が壊れた時の修理代が出る「車両保険(一般型)」をつけて約45,000円です。ディーラーや代理店を通さず、自分でスマホから申し込む「ネット型のダイレクト自動車保険」を利用しているため、代理店型の保険よりも年間で2万円〜3万円ほど安く抑えられています。

保険の内容年間保険料の目安1ヶ月あたりの負担額万が一の補償範囲
車両保険あり(一般型)約45,000円約3,750円車同士の事故、自損事故、当て逃げ、自然災害などフルカバー
車両保険あり(エコノミー型)約32,000円約2,660円車同士の事故や自然災害のみ補償(自損や当て逃げは対象外)
車両保険なし約20,000円約1,660円相手への賠償のみ。自分の車の修理代は全額自己負担

※年齢条件35歳以上、夫婦限定、ネット型保険、一定の等級が進んだ状態での概算。

ミライースはもともと新車時の車両価格が安い(グレードによっては100万円を切る)ため、手厚い車両保険をつけても保険料が何十万円にも跳ね上がることはありません。ただ、私が乗っているのは新古車で購入してすでに7年以上が経過している車体のため、車の時価額(全損した際に支払われる保険金の上限額)は年々下がっており、現在は数十万円程度にしかなりません。

そのため、「これなら万が一の時は貯金から修理代を出すか、買い替えた方が早いかも」と考え、そろそろ車両保険を外して、年間2万円程度の負担(対人・対物賠償のみ)に切り替えようかと妻と相談しているところです。車の維持費を極限まで安くしたいなら、自分のライフスタイルや車の価値に合わせて、毎年任意保険のプランを見直すことは絶対に欠かせません。

参照元:損害保険料率算出機構 – 自動車保険の概況

ミライースの車検費用はいくら?実際に支払った金額も紹介

車検は2年に1度必ずやってくる、車の維持費の中でも特に大きな出費のイベントです。私はミライースをネクステージ刈谷店で購入したため、購入特典などの関係もあり最初の車検はそのままネクステージでお願いしました。しかし、2回目以降の車検は、近所にある「車検のコバック」などの車検専門店や、いつもガソリンを入れている行きつけのガソリンスタンドの車検などをいくつか比較見積もりし、なるべく無駄を省いて安く済ませるように工夫しています。

軽自動車の車検にかかる費用は、どこで受けても必ず同額がかかり国に納める「法定費用」と、お店の利益になる「基本整備料・部品代(点検代やオイルなどの交換費用)」の2つに大きく分かれます。ミライースの場合、法定費用はだいたい以下のようになります(2026年現在の目安)。

  • 自賠責保険料(24ヶ月)
    17,540円(強制保険。どこで入っても同じ)
  • 自動車重量税
    6,600円(※エコカー減税対象外、初度登録から13年未満の軽自動車の場合)
  • 印紙代(検査手数料)
    2,100円〜2,500円程度(指定工場か認証工場かで若干異なります)
  • 【法定費用合計】
    約26,500円前後

この絶対に削れない約26,500円の法定費用に、お店ごとの点検基本料(約15,000円〜20,000円)や、エンジンオイル交換、ブレーキフルード交換、劣化したゴム部品の交換などの整備費用が上乗せされます。私が直近で受けたミライースの車検総額は、すべてコミコミで約70,000円でした。 もし普通車のミニバンなどをディーラーで車検に通せば、軽く10万円〜15万円近くかかることもザラにあります。

しかし、ミライースは余計なハイブリッドシステムなどの複雑な電子部品を持たず構造が非常にシンプルなため、壊れる箇所が少なく、余計な整備費用や部品代があまりかからないのが強みです。2年に1回で7万円なら、毎月約3,000円、1年あたりに換算して3万5000円を封筒に分けて積み立てておくだけで車検代が賄える計算になります。

参照元:国土交通省 – 自動車検査・登録ガイド

タイヤ・オイル交換・消耗品など年間メンテナンス費用の目安

車にはあまり詳しくない、いわゆる素人の私ですが、かつて28歳から32歳頃にかけて「FW1」という水なし洗車&ワックススプレーの訪問販売をガソリンスタンドや駐車場で行っていた時期があります。その営業経験から、車の外装をピカピカに綺麗に保つことには少しだけこだわりがあります。しかし、ボンネットを開けた中のこと、つまりエンジンなどの内部のメカニカルなことはサッパリわかりません。そのため、命に関わる車の内部メンテナンスは、ケチらずにプロ(カー用品店や整備工場)に任せるようにしています。

ミライースの年間メンテナンス費用は、驚くほど安上がりです。他の背が高い軽自動車(スーパーハイトワゴンなど)と比べても、その差は歴然です。

  1. エンジンオイル交換(年2回):約6,000円
    私の年間走行距離は1万キロなので、半年(5,000km)ごとに近所のイエローハットやオートバックスなどのカー用品店で交換しています。軽自動車はそもそも入るオイルの量(約2.5L〜3L弱)が少ないので、一番安いスタンダードなオイルを選べば、工賃込みで1回の交換費用が3,000円程度で済みます。
  2. ワイパーゴム交換(年1回):約2,000円
    梅雨の時期の前や、拭き取りが悪くなったと感じた時に、フロントガラスの視界を確保するために交換します。これもカー用品店でゴムだけを買ってきて、自分で交換すれば数百円の節約になります。
  3. タイヤ交換(3〜4年に1回):1年換算で約8,000円
    ここがミライース最大の節約ポイントです。ミライースのタイヤサイズ(155/65R14)は、日本の軽自動車の中でも最もポピュラーで大量に生産されているため、価格が一番安いサイズなのです。ネット通販や量販店で、ダンロップやブリヂストンなどの安心できる国産タイヤを4本買っても、工賃・廃タイヤ処分料込みで3万円台で余裕で収まります。これを4年で割れば、1年あたりたったの8,000円です。普通車の大きなタイヤなら、4本で10万円を超えることも珍しくありません。

ミライースは車体が650kgと非常に軽い(一般的なコンパクトカーの約半分、ミニバンの3分の1程度の重さ)ため、走っていてもタイヤの溝が減りにくく、車を止めるためのブレーキパッドへの負担も極めて少ないのが大きなメリットです。物理的に軽いことは、消耗品の長寿命化に直結しているのです。

ミライースを7年以上所有して感じた維持費の安さと不満点

ネクステージで「1年落ち・走行1万キロ」という、いわゆる試乗車上がりの状態の良いミライースを購入し、現在まで7年以上、総走行距離も8万キロ近くまで乗り続けてきました。全体的な私個人の満足度は、正直に言って100点満点中「50点」といったところです。点数が低い理由は、後述する「ローンの失敗談」が全てなのですが、そこを一旦忘れて、純粋に「車の維持費」や「日々の使い勝手」という道具としての面だけで評価すれば、間違いなく80点以上の高得点をつけてもいい優秀な車だと思っています。

維持費の安さと使い勝手で満足している点
  • ガソリンスタンドに行く回数が圧倒的に少ない
    燃費が良いので、月に1〜2回給油すれば十分足ります。忙しい朝に「あ、ガソリンがない!」と焦る頻度が減りました。
  • 狭い道での取り回しが神レベル
    私が住んでいる高浜市や実家の知立市は、昔からの住宅街で細い裏道がたくさんあります。そんな道でも、対向車と余裕ですれ違うことができ、小回りが抜群に効きます。
  • 洗車が楽
    車高が1500mmと低いため、脚立を使わなくてもルーフ(屋根)の真ん中まで手が届きます。元FW1営業マンの私としては、サクッとワックスがけが終わるこのサイズ感は非常にありがたく、常に白いボディを綺麗に保てています。
  • 税金や車検のたびに「軽で良かった」と心から思える
    周りの人が車の出費でため息をついている中、涼しい顔でいられます。
7年乗って少し不満に感じている点
  • 決定的なパワー不足
    ノンターボエンジンなので仕方ないですが、急な坂道や、国道23号線(バイパス)への合流などでは、アクセルを床までベタ踏みしないと交通の流れに乗れません。その際、エンジン音が「ブォォー!」と車内にかなり大きく響き渡ります。
  • 内装のチープさと収納の少なさ
    車両価格が安い分、ダッシュボード周りはプラスチック感が強く、スマホや小物を置くスペースも限られています。私は100円ショップで買った滑り止めシートなどを駆使して工夫しています。
  • 後部座席の乗り心地
    妻と2人暮らしなので普段は後部座席を荷物置きにしていますが、たまに両親や友人を後ろに乗せると「足元は意外と広いけど、段差で結構跳ねるね」と言われます。サスペンションの硬さとシートの薄さが原因だと思います。

それでも、私の用途(片道の短い通勤・スーパーへの買い物・たまに社用車として給湯器の現場へ行く)を総合的に考えれば、これほどコストパフォーマンスに優れ、生活に密着した道具は他にありません。

車両価格100万円でも総額130万円に!維持費以外で注意したいローン金利

さて、ここからが、私がこの記事を通じて最も強く、過去の自分を殴ってでも伝えたいことです。私がミライースの満足度を「50点」と辛口にしている最大の理由。それは、せっかく維持費の安いエコカーを買ったのに、それを吹き飛ばすほどの「ローン金利の罠」に見事にハマってしまったからです。

2019年当時、私はネクステージ刈谷店で、とても状態の良い1年落ち・走行1万キロのミライースを見つけ、車両価格100万円という条件で購入を決めました。当時、転職活動などを経て手持ちの現金に余裕がなかった私は、深く考えずに店員さんに勧められるがまま、「オリコ」の提供する10年ローン(120回払い)を組みました。店員さんからは「月々の支払いはたったの1万2000円ほどですから、スマホの携帯代感覚で気軽に乗れますよ!」と笑顔で営業され、車に詳しくなくローン知識もなかった私は「毎月1万2000円なら、今の給料でも無理なく払えるな」と安易に考えてサインしてしまったのです。

10年ローンの恐ろしい実態と利息の罠

しかし、家に帰って後日送られてきたローン返済の計算書(償還表)を冷静に見直して、顔が真っ青になりました。

  • 借入元本:約100万円
  • 月々の支払額:約12,000円
  • 返済回数:10年(120回)
  • 支払総額:約1,440,000円(※手数料・利息含む概算)

なんと、100万円の車を買うために、10年間払い続けることで、利息だけで40万円近いお金を余分に支払う契約になっていたのです。金利(実質年率)は恐らく8%〜9%近い、自動車ローンとしてはかなりの高金利だったと思われます。購入時に店員さんから、具体的な金利のパーセンテージや「最終的に利息をいくら払うことになるのか」という利息総額に関する明確な説明がなく(もちろん契約書類の裏面には小さく書いてあったのでしょうが、素人は見落とします)、私は完全に「やられた…」と激しく後悔しました。

「燃費が良くて維持費が安いから」という理由でミライースを選んだのに、ガソリン代で節約したお金が、すべて信販会社のローン利息として消えていくという本末転倒な事態に陥ったのです。現在はボーナスなどを注ぎ込んでなんとか繰り上げ返済を行い、完済して月々の支払いは「なし」になっていますが、この痛い教訓は一生忘れません。

これから車を買う方は、目の前の「車両価格」や「月々の支払額」だけに気を取られず、「ローン金利が何%なのか」「利息を含めた最終的な支払総額はいくらになるのか」を絶対に確認してください。販売店でローンを組む前に、地元の銀行や信用金庫のマイカーローン(金利2%〜3%前後)などを自分で探して申し込むことを強く、強くおすすめします。

参照元:金融庁 – ローンシミュレーションを活用した資金計画

ミライースと他の軽自動車の年間維持費を比較!燃費がいい車はどれ?

ミライースの維持費がいかに安いかはここまででお伝えできたかと思いますが、世の中にはホンダのN-BOXやスズキのスペーシア、ダイハツのタントなど、軽自動車規格の枠を最大限に使った人気の車がたくさんあります。他の車と比べた時、ミライースは一体どれくらい経済的にお得なのでしょうか。


【以下で分かること】

  • 人気軽自動車4車種との年間維持費・比較表
  • 車種ごとの年間ガソリン代の具体的な差額
  • 実燃費が良い軽自動車ランキングTOP5
  • 通勤・買い物利用でのリアルなメリット

ミライースと人気軽自動車の年間維持費を一覧表で一括比較

現代の軽自動車には、大きく分けて3つのタイプがあります。ミライースのような背が低く軽い「セダンタイプ」、ワゴンRのような標準的な高さの「ワゴンタイプ」、そしてN-BOXやタントのような、子供が立って着替えられるほど背が高い「スーパーハイトワゴンタイプ」です。ボディが大きくなるほど車内の居住空間は広くなり便利になりますが、同時に車体が重くなり、空気抵抗も増えるため燃費は確実に悪化します。

ここでは、私の独断と偏見で選んだ、街中でよく見かける人気軽自動車(アルト、N-BOX、タント、スペーシア)とミライースの年間維持費の目安を比較表にしました。条件はすべて「年間走行距離1万km」「レギュラーガソリン160円/L」として平等に計算しています。

車種名(タイプ)実燃費の目安年間ガソリン代自動車税年間維持費の目安※
ミライース(セダン)25.0 km/L約64,000円10,800円約17.8万円
アルト(セダン)26.0 km/L約61,500円10,800円約17.5万円
N-BOX(スーパーハイト)16.0 km/L約100,000円10,800円約23.0万円
タント(スーパーハイト)17.0 km/L約94,000円10,800円約22.2万円
スペーシア(スーパーハイト)19.0 km/L約84,200円10,800円約21.0万円

※年間維持費の目安は、ガソリン代+税金+保険+車検・メンテ(年割)の概算合計です。保険料やタイヤ代はボディタイプ(車両価格やタイヤサイズ)によって変動するため差をつけています。

この表を見てわかる通り、広い室内空間とスライドドアを誇る大人気のスーパーハイトワゴン(N-BOXやタントなど)と比較すると、ミライースは年間で約4万円〜5万円も維持費が安くなる計算です。5万円あれば、夫婦で少し豪華なホテルに泊まる国内旅行に行けてしまいます。車内の「広さ」を取るか、日々の「お金」を取るか、という選択になります。

ミライースとアルトの維持費・燃費を比較するとどちらが安い?

ミライースの永遠のライバルと言えば、スズキの「アルト」です。どちらも無駄を削ぎ落とした軽量セダンタイプで、一般家庭の足としてはもちろん、営業車や社用車としても全国の街中でよく使われています。

結論から言うと、維持費と燃費に関しては「アルトの方がわずかに安い(または同等)」という結果になります。特に現行型のアルトには、減速時のエネルギーを電気に変えてモーターでエンジンをアシストする「マイルドハイブリッドシステム」を搭載したグレードがあり、純粋な燃費性能ではガソリンエンジンのみのミライースを一歩リードしています。

  • ミライース(LA350S):実燃費 約25.0km/L
  • アルト(マイルドハイブリッド):実燃費 約26.0km/L

年間1万キロ走行でのガソリン代の差額は、年間2,500円程度です。月に直せば約200円の差。税金や車検代、タイヤサイズ(どちらも主に155/65R14を採用)もほぼ同じなので、維持費に劇的な差はありません。正直なところ、デザインの好み(ミライースのシャープな顔つきか、アルトの丸みを帯びた可愛い顔つきか)や、ダイハツとスズキどちらのディーラーが自宅から近いか、または中古車屋でたまたま状態の良い方を見つけたか、といった理由で直感的に選んでしまって全く問題ないレベルの僅差です。

ミライースとN-BOXの年間維持費を比較!ガソリン代の違いは?

現在、日本で一番売れている車であり、軽自動車の絶対王者と言えるホンダの「N-BOX」。街中を走っていてN-BOXを見かけない日は絶対にありません。私の妻も、友人のN-BOXに乗せてもらった時に「N-BOXみたいに天井が高くて広い車がいいな〜、自転車も積めるんでしょ?」とたまにおねだりをしてきますが、現実的な維持費を考えるとミライースとは埋めがたい大きな差があります。

N-BOXは背が高く室内が広大で、後席には便利な電動スライドドアが付いていますが、その分車体重量が約900kg〜950kgもあり、ミライース(650kg)より約300kg近くも重いのです。これは、ミライースに体重75kgの大人が常に4人余分に乗って走っているような状態ですから、物理的にどうしても燃費は悪くなります。

  • ミライースの年間ガソリン代:約64,000円
  • N-BOXの年間ガソリン代:約100,000円(実燃費16.0km/Lで計算)

年間でガソリン代だけで約36,000円の差が出ます。また、車体が重く重心が高いN-BOXは、カーブを曲がる際などにタイヤの片減り(偏摩耗)が起きやすく、タイヤの寿命が短くなりがちです。タイヤサイズ自体も少し大きくなることが多く、交換費用も高くつきます。

小さな子供がいてチャイルドシートの乗せ降ろしが頻繁にある場合や、スライドドアが絶対に必須なファミリー層ならN-BOX一択ですが、私のように通勤や買い物中心で、基本的に妻と2人しか乗らないのであれば、ミライースの圧倒的なコストパフォーマンスと身軽さが光ります。空気を運ぶために高いガソリン代を払う必要はないのです。

ミライースとタントの維持費を比較!税金・車検・燃費の差

続いてはダイハツ車同士の比較です。ミライースと、助手席側の柱(ピラー)がなく、ドアを開けると巨大な開口部が現れる「ミラクルオープンドア」で有名な「タント」。 同じメーカーの軽自動車なので、自動車税(10,800円)やディーラーで車検を受ける際の基本料金などに大きな違いはありません。しかし、先ほどのN-BOXと同様に「燃費」と「消耗品」、そして「走行性能」で差が出ます。

タントの実燃費は、重い車体と空気抵抗の大きさから17.0km/L前後に留まります。年間1万キロ走るとガソリン代は約94,000円です。ミライースとの差は年間約3万円です。 また、私が給湯器のサービスショップの仕事でたまに会社のタントを運転する際に強く感じるのが、「横風の怖さ」です。

タントは背が高く側面の面積が広いため、伊勢湾岸自動車道のような海沿いの高速道路や、台風が近づいている強風の日に橋の上を走ると、横風をまともに受けてハンドルが取られそうになり、ヒヤッとすることがあります。運転のしやすさや、地面に張り付いて走るような安定感という点では、車高が低く重心が安定しているミライースの方が、長距離でも安心して運転できると感じます。

ミライースとスペーシアの維持費を比較!年間費用はいくら違う?

スズキの「スペーシア」は、スーパーハイトワゴンという重く不利なボディ形状でありながら、燃費が良いことで知られています。アルト同様にマイルドハイブリッドシステムを搭載しているおかげで、信号待ちからの発進時などにモーターアシストが働き、ガソリンの消費を抑えてくれます。そのため実燃費も19.0km/L前後と、ライバルであるN-BOXやタントと比べると優秀です。

  • ミライースの年間ガソリン代:約64,000円
  • スペーシアの年間ガソリン代:約84,200円

スーパーハイトワゴンの中ではかなり健闘していますが、それでもミライースと比較すると年間2万円ほどのガソリン代の差が出ます。また、ハイブリッドシステムを搭載している分、車両本体価格がミライースよりもかなり高く設定されています(新車時で50万円〜80万円以上の差になることも)。そのため、初期費用(購入資金)も含めたトータルコストや、ローンを組んだ場合の返済額、さらには10年以上乗った際のハイブリッド用バッテリーの交換リスクなどを考えると、最終的な経済的負担はスペーシアの方がかなり大きくなると言わざるを得ません。

燃費のいい軽自動車ランキング|年間1万km走行した場合のガソリン代を比較

ここで、最新のカタログ数値や口コミ情報を踏まえた「実燃費のいい軽自動車ランキング」を、年間1万km走行時のガソリン代(160円/L)で比較してみましょう。ご自身の車選びの参考にしてみてください。

  1. スズキ アルト(ハイブリッド)
    実燃費約26km/L = 年間約61,500円
  2. マツダ キャロル(アルトの兄弟車・OEM)
    実燃費約26km/L = 年間約61,500円
  3. ダイハツ ミライース
    実燃費約25km/L = 年間約64,000円
  4. スバル プレオプラス(ミライースの兄弟車・OEM)
    実燃費約25km/L = 年間約64,000円
  5. スズキ ワゴンR(ハイブリッド)
    実燃費約21km/L = 年間約76,000円

※実燃費は運転の仕方や走行環境(渋滞の有無など)により大きく変動します。

やはり、空気抵抗が少なく車体が軽いセダンタイプのアルトとミライース(およびその兄弟車)がトップ争いをしており、他を寄せ付けない圧倒的な数値を記録しています。ハイブリッド技術を搭載している分、わずかにアルトに軍配が上がりますが、ミライースはモーターを持たない旧来のガソリンエンジンのみでこの驚異的な数値を叩き出しています。

これはつまり、後々故障すると高額な修理費がかかるハイブリッド専用バッテリー等の部品が存在しないことを意味しており、長期間乗った際のメンテンナンスのシンプルさと故障リスクの低さという点において、ミライースは非常に手堅い選択だと言えます。

参照元:国土交通省 – 自動車の燃費性能に関する公表

通勤や買い物中心ならミライースはお得?実際に使って感じたメリット

私は愛知県高浜市に住んでおり、先述の通りこの地域では移動のすべてを車に頼る生活が当たり前です。毎日の通勤はもちろん、週末に市内の「スーパーピアゴ」で1週間分の食材をまとめ買いしたり、スギ薬局などのドラッグストアへ日用品を買いに行ったりするのにも必ず車を使います。そんな日常の「下駄代わり」としての用途において、ミライースはまさに最強の相棒です。

実際に使って感じた日常での最大のメリット
  • 駐車場での取り回しが神レベル
    全長3395mm、全幅1475mmのコンパクトボディは、休日の混雑したスーパーの狭い駐車場でも一発でスッと停められます。運転に自信がないペーパードライバー上がりだった私でも、駐車時の切り返しで焦って冷や汗をかくことがありません。
  • シビアコンディションに強い
    スーパーへの買い物など、エンジンをかけて数キロ走ってすぐ止めるという使い方(車にとってはエンジンが温まる前に止まるため、燃費が悪化しやすい「シビアコンディション」と呼ばれる状態)でも、車体が軽いため燃費の悪化が最小限に食い止められます。
  • 狭い裏道でのすれ違いストレスゼロ
    住宅街の電柱が出っ張っているような細い道でも、左側の車両感覚が掴みやすいため、対向車が来てもスムーズにすれ違うことができます。

ミライースは維持費重視の人におすすめ?向いている人・向かない人

7年以上、ほぼ毎日ミライースに乗り続けた経験から、ミライースを自信を持っておすすめできる人と、後悔する可能性があるから避けたほうがいい人を明確に分けてみました。

ミライースが向いている人(おすすめな人)
  • とにかくガソリン代、税金、車検代などの維持費を限界まで安く抑えたい人
  • 通勤、通学、近所への買い物など、基本的に「1人〜2人」で乗ることがほとんどの人
  • 運転に自信がなく、狭い道や駐車場でのすれ違い・駐車で絶対に苦労したくない初心者やペーパードライバー、高齢者の方
  • メインのファミリーカー(ミニバン等)はすでにあって、安く維持できるセカンドカー(2台目の足車)を探している人
  • ローンを組まずに、安い中古車を現金一括払いでサクッと買いたい人(私のローンの失敗を繰り返さないでください!)
ミライースが向かない人(避けた方がいい人)
  • 休日は家族4人でフル乗車して、県外への長距離ドライブやキャンプなどのレジャーに頻繁に出かけたい人(全員乗るとパワー不足が顕著になります)
  • 高速道路を頻繁に使って移動する人(エンジン音がうるさく、横風にも弱めなので疲労が溜まります)
  • ベビーカーやロードバイク(自転車)、IKEAやニトリで買った大きな家具など、大きな荷物を頻繁に積む人(荷室はかなり狭いです)
  • 内装の高級感や静粛性、最新の高度な運転支援機能(前の車に自動でついていくアダプティブクルーズコントロールなど)を求める人

ミライースと他の軽自動車の年間維持費を比較して分かったこと【まとめ】

最後に、今回の長文記事を通じて私が最もお伝えしたかった重要なポイントを整理しておきます。車に詳しくなく、ローンで痛い目を見た私が、7年間ミライースと付き合ってきて学んだリアルな教訓の集大成です。

【まとめ】

  • ミライースの年間維持費は約17.8万円(月額約1.5万円)で、家計に非常に優しく節約の強い味方になる
  • 実燃費は普段使いでも25.0km/L前後と非常に優秀で、年間1万km走ってもガソリン代は年間6.4万円程度で済む
  • 軽自動車税は年間10,800円で固定されており、普通車の3分の1以下の負担で精神的にも楽
  • 車重が650kgと極めて軽いため、タイヤやブレーキなどの消耗品の減りが遅く、交換費用も格安サイズで済む
  • N-BOX等の大空間スーパーハイトワゴンと比較すると、燃費やタイヤ代の差で年間約4〜5万円も維持費が安くなる
  • 燃費性能ではライバルのスズキ・アルト(ハイブリッド)にわずかに劣るが、誤差の範囲内と言える
  • 通勤・買い物・1〜2人乗りという「足代わり」と割り切って使えば、これ以上コスパの良い車は日本に存在しない
  • ノンターボによるパワー不足や室内空間の狭さは明確にあるため、長距離ドライブや子育て世代のメインカーには不向き
  • 【超重要】車体価格や維持費がいくら安くても、販売店で高金利の長期ローンを組むと総支払額が跳ね上がり意味がない
  • ローンを組む際は、月々の支払額の安さに騙されず「金利」と「利息総額」を必ず確認し、銀行ローン等も比較検討する

ミライースは、決して派手さや豪華さはありませんし、周りに自慢できるような車ではないかもしれません。しかし、日々の生活を底辺から支える移動手段の道具として、これほど経済的で、頑丈で、頼りになる存在はありません。私のローンの大失敗(100万円の車に40万円近い利息を払うという愚行)をどうか反面教師にしていただき、皆さんは賢く、そしてお得に車選びを楽しんでくださいね!以上、高浜市からまさゆきがお届けしました。

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