愛知県高浜市で妻と2人暮らしをしている44歳の会社員「まさゆき」です。私は2019年にダイハツのミライース(LA350S)をネクステージ刈谷店でほぼ新車(試乗車あがり)の状態で買い、今年で乗り続けて7年目になります。通勤や毎日のスーパーへの買い物、時には社用車代わりとして年間1万キロほど走らせていますが、実際に長年付き合ってみて痛感しているのが「手動ドアミラーの不便さ」です。燃費性能や小回りに関しては文句なしの100点満点なのですが、日常のふとした場面で手動ミラーならではの煩わしさを感じることが多々あります。
今回は、7年間のリアルな所有体験をもとに、手動ドアミラーの使い勝手や洗車機・立体駐車場でのリアルな困りごと、その対策について包み隠さず徹底解説していきます。
【この記事で分かること】
- ミライースの手動ドアミラーの使い勝手
- 洗車機や狭い立体駐車場での手間と注意点
- 後付けで電動化する場合の費用感と注意点
- 故障の少なさや維持費削減などのメリット
ミライースの手動ドアミラーは本当に不便?7年乗って感じたリアル

ダイハツの軽自動車「ミライース」は、圧倒的な低燃費と手頃な車両価格で大人気のベーシックカーです。しかし、グレード(LやBなど)によってはドアミラーの開閉が電動ではなく「可倒式の手動ドアミラー」になっています。購入前は「ミラーなんて一度調整したらめったに動かさないし、手動でも全然問題ないでしょ」と軽く考えていましたが、実際に7年間所有してみると想像以上に手動開閉のタイミングが多く、日々の地味なストレスにつながることが分かりました。ここでは、私が愛知県内の通勤や買い物で7年間ミライースに乗り続けて感じた、手動ドアミラーの生々しいリアルな使用感をお届けします。
私のミライースLA350Sはドアミラーを手で格納するタイプ
私が乗っている2019年式(平成31年2月登録)のミライース(型式:5BA-LA350S)は、ボディカラーが清潔感のある白色で、車両重量はわずか650kgという超軽量な2WDモデルです。新古車(試乗車として1年・走行1万キロ程度使用された状態)として100万円で購入し、現在は完済していますが10年ローンで総額130万円ほど支払った思い出深い愛車でもあります。
このLA350Sの低価格グレードには、運転席のボタン一つでミラーがパタンと閉じる「電動格納機能」がついていません。車を降りて、自分の手でドアミラーの本体を「よっこいしょ」と押し込んで折りたたむ必要があります。
購入当時は「昔の車も手動だったし、故障もしなさそうで逆に良いのでは?」と思っていましたが、運転歴が長くなるにつれて現代の交通環境における手動ミラーの厳しさを痛感することになりました。特に雨の日や寒さの厳しい冬場に、わざわざ外に出てミラーをカチッと手で畳んだり開いたりする作業は、想像以上に手間に感じてしまいます。
| 項目 | 私のミライース(LA350S)仕様 |
|---|---|
| 型式・年式 | 5BA-LA350S(2019年式) |
| 車両重量・駆動 | 650kg / 2WD (FF) / CVT |
| ドアミラー仕様 | 可倒式手動ドアミラー(手動格納 / 内部調整は手動または簡易レバー) |
| 主な用途 | 毎日の通勤、刈谷・高浜市内のスーパー買い物、社用車的な移動 |
| 年間走行距離 | 約10,000km |
ミライースの手動ドアミラーとは?電動格納式との違い

車にあまり詳しくない方(私も車に関する知識は初心者レベルです)のために説明すると、自動車のドアミラーには大きく分けて「電動格納式ドアミラー」と「手動可倒式ドアミラー」の2種類が存在します。電動格納式は、運転席のドアスイッチパネルにあるボタンを押すだけで、左右のミラーが自動的に折りたたまれます。最近の車では、スマートキーで鍵をロックすると連動して自動で閉じるオート格納機能付きのモデルも一般的です。
一方で、私のミライースに採用されている手動可倒式ドアミラーは、ミラーの角度調整こそ社内から行えるものの、ミラー本体を折りたたむ動作は100%人間の力(手動)で行わなければなりません。
【ドアミラーの構造・機能の違い比較】
■ 電動格納式ドアミラー
[運転席ボタン] ──(電気信号)──> [内蔵モーター] ──> 左右同時に自動開閉
★メリット:車内から出ずに瞬時に開閉可能。キーロック連動も可能。
★デメリット:モーターやギアの故障リスクがあり、修理費が高額になりやすい。
■ 手動可倒式ドアミラー(私のミライース)
[人間の手] ──(物理的な力)──> [ミラー本体を押し込む] ──> 片側ずつ手動で開閉
★メリット:構造がシンプルで壊れにくい。車両本体価格が安い。
★デメリット:車外に出るか身を乗り出さないと開閉できない。助手席側が遠い。
両者の機能的な違いをまとめると、以下の表のようになります。
| 機能・特徴 | 手動格納式ドアミラー | 電動格納式ドアミラー |
|---|---|---|
| 格納動作 | 車外から手で押し込む | 車内のボタン一つ(またはキー連動) |
| 助手席側の操作 | 降車するか車内で大きく身を乗り出す | 運転席から一瞬で操作可能 |
| 故障リスク | モーターがないためほぼ故障しない | 経年劣化でギア破損・動かなくなることがある |
| 修理コスト | 破損時の交換費用が比較的安い | モーター一体型のため修理費が高額(数万円〜) |
| 車両価格への反映 | ベースグレードに多く低価格 | 上級グレード標準装備またはオプション |
車に詳しくない私のような初心者ドライバーからすると、購入前は「動けばどっちでもいいや」と思いがちですが、日々の利便性には天と地ほどの差があることを痛感しています。
乗るたびに手で開閉するのが意外と面倒に感じる
ミライースを普段の通勤やスーパーへの買い物で毎日使っていると、「乗る前に開いて、降りた後に閉じる」という何気ない一連の動作がジワジワと面倒に感じてきます。特に、愛知県の夏場の猛暑日や、冬の冷たい風が吹き荒れる日の朝などは、車に乗り込む前に冷え切った(あるいは熱せられた)ドアミラーを手で触って「パコン」と開く作業だけでも地味にストレスが溜まります。
また、急いで仕事に向かおうとしている朝や、土曜日に妻と買い出しに出かけようとして車に乗り込んだ後に「あ、ミラー開けるの忘れてた!」と気づくことが頻繁にあります。一度シートベルトを締めてエンジンをかけた後に気づくと、わざわざシートベルトを外してドアを開け、外に手を伸ばすか一回降りてミラーを開けに行かなければなりません。この一連の無駄な動作が発生するたびに、「電動だったら運転席のボタンひとつで済むのに……」とため息が出てしまいます。
助手席側のドアミラーを畳むときはさらに不便

手動ドアミラーの最大の欠点とも言えるのが、「助手席側のドアミラーに手が届かない」という点です。運転席側のミラーであれば、窓ガラスを下げて手を伸ばすか、ドアを少し開ければ座ったままでもなんとか手動で畳むことができます。
しかし、助手席側のミラーは運転席から遠く離れているため、運転席に座ったまま手で折りたたむことは不可能です。もし助手席側に誰も乗っていない状態で、運転席に座りながら「助手席側のミラーを閉じたい」となった場合、以下のいずれかの方法をとるしかありません。
- 一度車から降りて、助手席側に回り込んで手で閉じる
- 車内で助手席シートの上に身を大きく乗り出して、窓から手を伸ばして閉じる
どちらの方法も、周りから見るとかなり不格好ですし、雨が降っている日には腕や服が濡れてしまいます。ベトナム人の妻と同乗している時は「ねえ、そっちのミラーたたんでくれる?」と頼むことができますが、一人の通勤時や営業先への移動時にはこの助手席側ミラーの存在が非常に厄介に感じられます。
狭い駐車場ではドアミラーを手動で格納する場面が増える
愛知県内のスーパーやドラッグストア、あるいは狭い月極駐車場などを利用する際、日本の駐車場枠は軽自動車用だとかなりギリギリに設定されていることが少なくありません。隣の車との間隔が狭い場所に駐車する場合、ドアミラーを出したままだと通行人の服や鞄が引っかかったり、隣の人が乗降する際に接触されたりするリスクが高まります。
そのため、愛車を守る防衛策としてもドアミラーの格納は必須なのですが、手動ミラーの場合は「駐車してから車を降りる際」に一工夫が必要になります。
【狭い駐車場での手動ミラー格納の手順】
- 駐車枠にミライースを綺麗にバックで止める
- 窓を開けて運転席側のミラーを手で折る(またはドアを開けて折る)
- 車から降りて、助手席側にぐるっと回り込む
- 助手席側のミラーを手でカチッと折る
- ようやく買い物や目的地へ向かう
このように、車を降りた後にわざわざ車の周囲を回って両側のミラーを手動で畳むという「儀式」が発生します。周囲の車がボタン一つでスマートにミラーを閉じてさっさと店内に入っていく中で、自分だけパタパタと手でミラーを折りたたんでいる姿は、少し切ない気持ちになることもあります。
ミライースの手動ドアミラーで洗車機を使うときの注意点

愛車を綺麗に保つために、刈谷市や高浜市内のガソリンスタンドにある自動洗車機(ドライブスルー洗車機)を頻繁に利用するのですが、手動ドアミラーのミライースで洗車機に入る際は、電動格納車以上に細心の注意と一手間が必要になります。
一般的な電動格納ドアミラー付きの車であれば、洗車機の前に車を止め、車内から手を伸ばしてタッチパネル操作をしてコースを選び、そのまま運転席の「ミラー格納ボタン」をポチッと押すだけで即座に準備完了となります。車外に出る必要は一切なく、雨の日や寒風が吹き荒れる冬場でもエアコンの効いた快適な車内で完結します。
しかし、私が乗っている手動ドアミラー仕様のミライース(LA350S)の場合、そうはいきません。「洗車機のコースを選んでお金を払う直前・直後」という限られたタイミングで、わざわざ車から降りて、自分の手で左右のドアミラーを折りたたまなければならないのです。
特に混雑する土日のガソリンスタンドでは、後続車がピタリと後ろにつけて待っていることが多く、「早くコースを選んで車を前進させなきゃ」と焦りが生じます。その焦りの中で車を降り、助手席側まで走って回ってミラーをガチッと手で押し込み、急いで運転席側に戻ってミラーを畳んで車に乗り込むという動作は、想像以上にバタバタとした慌ただしい作業になります。
もし万が一、ミラーを開いたままの状態でうっかり洗車機内に車を進めてしまうと、恐ろしい事態を引き起こしかねません。現代の自動洗車機は車幅センサーや各種制御機構が付いているものの、サイドに飛び出たドアミラーに対して大型の強力な回転ブラシや布ブラシが容赦なく叩きつけられます。
ブラシの強力な回転力によって、手動式ドアミラーのアーム部分が進行方向とは逆側に無理やり「バキッ」と屈折させられたり、可動部のプラスチックジョイントが破損したりする危険性があります。最悪の場合、鏡面ガラスが衝撃で破砕したり、ドアパネルの取り付け台座ごと歪んで隙間風や雨漏りの原因になることすらあります。
【ドライブスルー洗車機における操作手順の比較】
■ 電動格納ドアミラー車
- 車に乗ったまま洗車機受付パネル前へ移動
- 窓を開けてコース選択・会計
- 運転席の「ミラー格納ボタン」を押す(車内から一瞬で完了)
- そのまま指定位置まで前進
■ 手動ドアミラー車(私のミライース)
- 洗車機受付パネル前に停車
- 窓を開けてコース選択・会計
- 一度ドアを開けて車外へ降車する
- 助手席側へ回り込んで手でミラーをガッチリ折りたたむ
- 運転席側へ戻り手でミラーを折りたたむ
- 再び車に乗り込み、シートベルトを締めて指定位置まで前進
| 比較項目 | 電動格納式ミラーの洗車手順 | 手動可倒式ミラー(ミライース)の洗車手順 |
|---|---|---|
| 作業時間 | 約3秒(ボタン一発) | 約30秒〜1分(降車して左右を往復) |
| 車外への出入り | 不要(完全車内完結) | 必須(車から降りる必要がある) |
| 天候の影響 | 雨や雪でも濡れない | 濡れる(雨天時は傘を差すか濡れて作業) |
| 後続車からの視線 | スムーズで気にならない | 急いで作業しないと後続車のプレッシャーを感じる |
| 破損リスク | ボタン押し忘れの際も車内で気づけばすぐ閉じられる | 進入後に気づくと停車して降車せざるを得ず極めて危険 |
また、洗車機自体の注意書きにも「ドアミラーは必ず折りたたんでください」と大きく掲示されています。手動ドアミラー車だからといって折りたたみを怠って破損した場合、当然ながらガソリンスタンド側からの保証を受けることはできません。愛車と財布を守るためにも、手動ミラー車における洗車機前の一連の降車動作は絶対に避けられないステップとなります。
洗車機に入れる前に左右のドアミラーを確認する習慣が必要
洗車機事故や無用なトラブルを防ぐために、私が7年間のミライース生活の中で徹底的に身につけたのが「洗車機直前の事前ダブルチェック習慣」です。
特にガソリンスタンドの洗車機待ちの列に並んでいる最中は、スマートフォンをチェックしていたり、ラジオを聴きながらボーっとしてしまったりしがちです。前の車が洗車を終えて自分の順番が回ってきた際、焦って受付パネルを操作してそのまま車を進行させてしまうと、ミラーが開いたまま洗車エリアに突入してしまうという大失敗につながります。
私が普段から実践している洗車機利用時の安全ルーティンは以下の通りです。
【ガソリンスタンド洗車機利用時の完全ルーティン】
[1. 洗車待ち列に並ぶ]
│(この時点で助手席側のミラーを車内から畳めるか一瞬考えるが無理だと再認識)
[2. 自分の順番が来たら操作パネル横に停車]
│
[3. エンジンをかけたまま(または一時停止し)車外へ一旦降りる]
│
[4. ★最重要★ 助手席側⇒運転席側の順でドアミラーを手動でガッチリ奥まで畳む]
│
[5. 洗車機のコース選択・お金の支払い・オプション設定を行う]
│
[6. 再び車内に乗り込み、バーが上がるのを確認して指定位置まで前進]
│
[7. 洗車中(車内での待機時間)]
│
[8. 洗車完了後、前方の信号に従って拭き上げスペースへ移動]
│
[9. ★要注意★ タオルを持った状態で降車し、ミラーの水滴を拭きつつ手動で開く]
洗車が終わった後の作業にも、手動ドアミラーならではの落とし穴が存在します。自動洗車機の強力なブロー(送風乾燥)を通った直後であっても、折りたたんだドアミラーの隙間や鏡面の裏側には大量の水滴が残っています。
この状態で素手でドアミラーを掴んで「パコン」と元の位置に戻そうとすると、手が水滴でベタベタに濡れてしまいます。夏場ならまだしも、冬場の冷え込む時期に冷たい洗車水で手が濡れるのは非常に辛い経験です。
そのため、私は洗車後の拭き上げスペースにミライースを停めた後、必ず拭き上げ用のマイクロファイバークロスを手に持ち、タオル越しにドアミラーを掴んで開きながら、同時に可動部の水滴を拭き取るという「一石二鳥の拭き上げ開閉術」を実践しています。
このように、洗車前後の細かなチェックと手順を身体にしみ込ませることで、手動ドアミラーであっても失敗なく快適に洗車機を活用できるようになりました。
手動ドアミラーでも普段の通勤や買い物なら困らない場面も多い

ここまで手動ドアミラーの不便な点や洗車機での手間を強調して挙げ込んできましたが、実際のところ、普段の決まった通勤ルートや広めの駐車場があるスーパーへの買い物程度であれば、全く困らない場面が多いのも事実です。
私の主な使い道は、愛知県高浜市の自宅から勤務先(給湯器メーカーのサービスショップ)への往復通勤と、休日につあーや地元のスーパーへ妻と買い物に行くことです。毎日の通勤で利用する会社の駐車場は自分専用のスペースが決まっており、隣の車との間隔も十分に確保されています。このような場所では、到着するたびにわざわざドアミラーを畳む必要がそもそもありません。
【普段の生活で手動ミラーでも問題ない場面 vs 不便な場面】
■ 困らない場面(日常の8割)
- 広めの敷地がある郊外型スーパーの駐車場
- 自宅のガレージや契約が決まっている職場の駐車場
- バイパスや幹線道路を淡々と通勤走行している最中
- 後方確認のためにミラーの角度を一度合わせたら動かさない日常運転
■ 不便を感じる場面(日常の2割)
- 横幅がぎりぎりな狭いコインパーキングや立体駐車場
- セルフガレージでの自動洗車機利用時
- 雨の日の駐車で車外に出ずにミラーを畳みたいとき
- 狭い裏道ですれ違い(離合)をする際に緊急でミラーを縮めたいとき
車に乗る目的が「移動手段」「買い物のアシ」と割り切れており、普段使う駐車場が広い環境であれば、手動ドアミラーだからといって絶望的に困るということはありません。「たまにある特定の場面でめんどくさい」というのが、手動ドアミラーのリアルな立ち位置と言えます。
洗車機・立体駐車場で分かったミライース手動ドアミラーの弱点と対策

洗車機に入るたび降車してたたむ手間や、立体駐車場での操作のしづらさに悩んでいませんか?ミライースの手動ドアミラーはコスト面で魅力的ですが、日常生活での不便さも無視できません。以下では実際のトラブル事例と、今すぐ実践できる具体的な解決策を詳しく解説します!困った時の参考になるはずです。
【この記事でわかること】
- 立体駐車場などで手動ドアミラーを扱うコツ
- 電動化するための費用相場と現実的な選択肢
- 手動ドアミラーの「故障ゼロ・維持費安」のメリット
- 購入する際に後悔しないための事前チェックポイント
立体駐車場ではドアミラーを畳むタイミングに迷いやすい
ショッピングモールや駅近くの立体駐車場は、スロープが狭く、駐車枠も軽自動車用として幅が細く設定されているケースが多々あります。そうした場所では、車を停めた後にミラーを畳むのはもちろん、発券機で駐車券を取る際や狭いスロープを上がっていく際にもミラーの存在が気になります。電動格納車であれば「狭いスロープですれ違うから一瞬だけミラーを閉じよう」「発券機に寄せるために左ミラーをたたもう」といった操作が車内でボタン一つで可能です。
しかし手動ドアミラーの場合、運転中に「今ここでミラーを畳みたい!」と思っても、走行しながら手動でミラーを折りたたむことは安全上不可能です。結果として、以下のどちらのタイミングで畳むべきか非常に迷うことになります。
- 発券機の手前で一旦停車して手で畳むか?
(後続車がいると焦る) - 駐車枠に完全に収まってから降車して手で畳むか?
(枠が狭くてドアが開かないリスクがある)
この「畳むタイミングの判断の難しさ」は、手動ドアミラー車で立体駐車場に入ったドライバーなら誰もが一度は経験するあるあるの悩みです。
狭い立体駐車場で助手席側のミラーを手で畳むのは面倒
特に困るのが、左右に壁や太いコンクリート柱が迫っている狭い立体駐車場の駐車枠です。無事にバックで車を停めることができても、右側(運転席側)は壁ギリギリ、左側(助手席側)も柱ギリギリという状況になると、車から降りることすら困難になります。
【狭い立体駐車場での最悪のパターン】
┌──────────────────────────┐
│ 壁 │
│ ┌──────────────────┐ │
│ │ ミライース │ │ ← 右側も左側も余裕が数十センチしかない!
│ │ (助手席ミラー) │ │ 車から降りられないため外から手で畳めない!
│ └──────────────────┘ │
│ 柱 │
└──────────────────────────┘
このような状態になると、車の外に出て助手席側に回り込むスペースが物理的にありません。運転席のドアを細く開けて身をよじるように外に出て、運転席側のミラーだけをなんとか畳み、助手席側のミラーは届かないので開いたまま放置せざるを得ない……という悲しい状況に追い込まれます。
こうした狭い立体駐車場を頻繁に利用する環境に住んでいる方にとって、手動ドアミラーは明確なデメリットになると断言できます。
スーパーの狭い駐車場でもドアミラー格納が必要になることがある
愛知県高浜市や近隣の刈谷市にあるスーパーマーケットでも、週末の混雑時間帯になると駐車場は車でいっぱいになります。軽自動車専用の駐車スペースは特に車幅の余裕が少なく、隣に大きめのミニバンやSUVが停まっていると、ドアミラー同士が干渉しそうなほど接近することがあります。
風が強い日に隣の車のドアが風にあおられて開いた際、こちらの突き出たドアミラーにコツンと当たってしまう「ドアパンチ被害」を受けるリスクも高まります。自分の愛車(ミライース)に傷をつけられないための自己防衛として、スーパーの駐車場でもドアミラーを折りたたんでおきたい場面は多いです。
しかし前述の通り、買い物のたびに車の周りをぐるっと回って手で両方のミラーをカチッカチッとたたむ作業は、周りの買い物客からの視線もあり、地味に精神的な負担を感じるポイントです。
ミライースのドアミラーは後付けで電動化できる?

「手動ドアミラーがあまりにも不便なら、後からパーツを買って電動格納式に改造(DIYまたは整備工場でカスタム)すればいいのでは?」と考える方も多いでしょう。私自身も、あまりの不便さに耐えかねてネットで後付けキットや純正パーツの流用について調べ上げたことがあります。
結論から言うと、ミライース(LA350S)の手動ドアミラーを電動格納式に後付け・移植することは物理的には可能ですが、費用と労力が膨大にかかります。単に「電動用のドアミラー本体」を買って交換すれば終わり、という単純な話ではないからです。
電動格納ドアミラーに交換する場合の費用と注意点
手動ドアミラーのミライースを電動格納化するために必要なパーツと作業内容、および概算の費用感は以下の通りです。
【手動⇒電動格納化に必要なパーツと作業】
[電動対応ドアミラー本体(左右)]
+
[運転席用のスイッチパネル(電動ボタン付き)]
+
[ドア内部〜車内への配線コード・リレーハーネス]
+
[プロによる取り回し配線・取付工賃]
| 必要項目・パーツ | 中古パーツ利用時の目安費用 | 新品純正パーツ利用時の目安費用 |
|---|---|---|
| 電動ドアミラー本体(左右) | 約15,000円 〜 25,000円 | 約40,000円 〜 60,000円 |
| 運転席ミラースイッチ | 約3,000円 〜 5,000円 | 約8,000円 〜 12,000円 |
| 配線ハーネス・リレー類 | 約5,000円 〜 8,000円 | 約10,000円 〜 15,000円 |
| 取り付け・配線工賃 | 約20,000円 〜 35,000円 | 約30,000円 〜 50,000円 |
| 合計予想費用 | 約43,000円 〜 73,000円 | 約88,000円 〜 137,000円 |
手動ミラー車には、そもそも電動ミラーを動かすための「電気配線(ハーネス)」がドア内部まで通っていないことがほとんどです。そのため、配線を一から車内に引き込むという高度な電装作業が必要になります。
車に詳しくないDIY初心者(私のようなタイプ)が自分で作業するのは火災や故障のリスクが高く、業者に頼むと工賃だけで数万円が吹き飛びます。100万円で購入したミライースに5万〜10万円以上の追加出費をしてまで電動化すべきかというと、コストパフォーマンスの面で非常に微妙と言わざるを得ません。
手動ドアミラーだからこそ故障リスクや修理費を抑えやすいメリットもある
散々不便さを伝えてきましたが、手動ドアミラーには電動格納式には絶対に真似できない「強烈なメリット」が一つあります。それは「構造が極めてシンプルなので、壊れようがない」という点です。
電動格納式ドアミラーの車に長年乗っていると、以下のようなトラブルが頻繁に発生します。
- ボタンを押しても「ウイーン」と異音がするだけでミラーが動かない
- 内部のプラスチック製ギアが割れて、ミラーがパタパタと遊んでしまう
- 片方のミラーだけ閉じなくなり、モーターが回り続けてバッテリーが上がる
電動ミラーの内部モーターやギアが故障した場合、アッセンブリ(丸ごと)交換になるケースが多く、修理費用として片側だけで2万円〜4万円ほどかかってしまいます。
一方、手動ドアミラーは電気モーターも制御ユニットも存在しない単なる物理的な関節構造です。7年間乗っていますが、故障率は文字通りゼロです。万が一、狭い道で電柱などに引っかけて壊してしまっても、中古のパーツが数千円で安く手に入るため、維持費を極限まで抑えたい方にとっては最高の味方となります。
ミライースを中古で買うならドアミラーの仕様を事前に確認したい

もしこれからミライースを中古車や新古車で購入しようと検討している方は、見積もりや車体スペックを見る際に「ドアミラーが電動格納式か手動可倒式か」を絶対に事前確認することを強くおすすめします。
特にネクステージやガリバーなどの大型中古車店で購入する場合、展示場に並んでいる車をパッと見ただけではドアミラーが手動か電動か判別しにくいです。
【ミライース(LA350S)グレード別ドアミラー仕様チェック表】
- G “SA III”(上級グレード) ───> 電動格納式ドアミラー(オート格納付き)
- X “SA III”(標準グレード) ───> 電動格納式ドアミラー
- L “SA III” / L(廉価グレード)──> 手動可倒式ドアミラー ★注意!
- B “SA III” / B(ビジネス向け)─> 手動可倒式ドアミラー ★注意!
私自身、購入時にネクステージ刈谷店で100万円という価格と「試乗車あがりで走行1万キロ」という状態の良さだけに目を奪われ、ローンの金利(最終的な支払総額が130万円に跳ね上がって後から驚きました)や手動ミラーの仕様を深く確認せずに契約してしまいました。
「燃費が良ければ何でもいい」と割り切れるならLやBグレードの手動ミラーで問題ありませんが、少しでも快適性を求めるなら、最初からXグレード以上の電動格納ドアミラー装備車を選ぶのが後悔しないコツです。
燃費や維持費を重視するなら手動ドアミラーの不便さを許容できるかがポイント
ミライースという車の本質は、無駄な装備を削ぎ落とすことで実現した「圧倒的な軽さ(車重650kg)」「実燃費20km/Lオーバーの経済性」「圧倒的な車両本体価格の安さ」にあります。手動ドアミラーであることも、軽量化とコスト削減の徹底による結果です。
満足度評価で私は100点満点中「50点」という少し厳しめの点数をつけました。これは販売店とのローン金利の説明不足に対する不満(10年ローンで利息が30万円近くかかったことへのショック)が大きく影響していますが、ミライースという車自体の経済性には今でも深く感謝しています。
- 「車は単なる通勤と買い物の道具。1円でも維持費を安くしたい!」
- 「洗車機や立体駐車場は滅多に使わないから、手動ミラーでも平気!」
そう割り切れる方であれば、手動ドアミラーのミライースは最高の相棒になります。逆に「快適装備がないと耐えられない」「毎日狭いパーキングに停める」という方は、数万円高くても電動格納付きのグレードを選ぶことを強く推奨します。
7年乗った私が感じるミライースの手動ドアミラーのメリット・デメリット【まとめ】

最後に、2019年から7年間ミライース(LA350S)を手動ドアミラーのまま愛知の街で乗り続けてきた私の結論として、メリット・デメリットと重要なポイントを10個にまとめました。購入や乗り換えを検討している方の参考になれば幸いです。
【まとめ】
- ミライースの低価格グレード(LやBなど)はドアミラーが手動折りたたみ仕様になっている
- 運転席側は窓から手を伸ばせば畳めるが、助手席側は車外に出ないと手が届かず不便
- 乗車・降車のたびに手でミラーを開閉する動作は、雨の日や冬場にストレスとなりやすい
- ガソリンスタンドの自動洗車機を使う際は、進入前に必ず車を降りて左右のミラーを畳む必要がある
- 狭い立体駐車場やパーキングでは、ミラーを畳むタイミングや降車スペースの確保に苦労する
- 手動ミラーから電動格納ミラーへの後付け改造は配線加工が必要で、5万〜10万円以上の費用がかかる
- モーターや電気系統が存在しないため、7年乗っても故障ゼロで修理費のリスクがない
- 車両重量が650kgと非常に軽いため、燃費性能や小回り性能は軽自動車の中でもトップクラス
- 中古車で購入する際は、総支払額(ローンの利息含む)とドアミラーの仕様を事前に必ず確認する
- 毎日の移動手段と割り切り、維持費の安さを最優先するドライバーなら手動ミラーでも十分満足できる


コメント